最近目にすることが増えた餃子の無人販売所。
皆さん、もう利用されましたか?
どういう仕組みで無人で販売しているのか、そもそも売っている餃子は美味しいのか、
非常に気になりますよね。
今回は古丹製麺様の無人餃子直売所にて購入させていただきました。
味の結論、お店の餃子の味です!
口に入れると、野菜の甘さと肉汁がガツンと来ます!
これがビールやレモンサワーによく合うんです!柚子胡椒を添えた日には・・・
ビールと餃子の幸せな永久機関が出来上がってしまいました。
古丹製麺とは
昭和50年創業のラーメン店専門の製麺所です。30年以上中華麺を製造してきた技術を活かして、こだわりの餃子を作成されています。
モチモチした皮が特徴のベーシックな餃子です。焼き目がパリッと、蒸し面はモチモチっとした肉餃子です。通常の餃子は肉と野菜と調味料を全て一緒にミキサーにかけますが、当社の餃子は、肉と調味料を先に混ぜ合わせ、味をしっかりなじませたのち、野菜と混ぜ合わせます。そのため、肉の旨味を充分に引き出せた状態で仕上がるので、焼き上がりのジューシー感と旨さに差ができます。
古丹製麺 WEBサイト https://www.kotan-seimen.com/
老舗の味がお家で味わえる。
そりゃ美味しい訳ですよね。
1人で食べるもよし、家族で食べるもよしな一品
餃子好きな我が家の小6の娘にも大好評。
36個ありましたが、家族3人でペロリと平らげてしまいました。
3人共通の感想は、お店で食べる餃子の味、と家庭では中々出せない味わいでした。
コロナ禍による自粛生活で、家族揃って飲食店に行くのをためらってしまっていましたが、
手軽にお店の味を家で楽しめるとあって、今後の我が家の食卓に頻繁に上りそうです。
1個約28円
36個入り1,000円のため、1個あたり約28円。
お店で食べる時に1皿6個と仮定すると、1皿あたり168円とお買い得。
冷凍だから保存も安心
18個入り2パックの合計36個のため、食べたい分だけ焼いて、残りはまた冷凍庫へということもOK。
餃子食べたいけど、餡を作って包む手間を考えるとなぁ・・・という主婦にも、一人暮らしの男性にもオススメな商品となっています。
仕組みの結論:農家さんの無人直売所方式!
どうやって無人を実現しているのでしょうか。
結論から言うと、農家さんの野菜が売っている無人直売所と同じ方式でした。
実際の買い方を確認してみましょう。
1.商品を冷凍庫から取り出して、
2.精算箱に代金を入れます。
これだけ。拍子抜けするぐらいに簡単です!
仕組みの深堀
冷凍庫に精算箱、以上でほぼ無人販売の仕組みは整っていますが、このままでは万引きなどの盗難リスクが避けられません。そこで、防犯カメラが設置されています。
デメリットとは
ここまでを見てみると、良い内容しか無いように見えます。
ただ、無人=人がいないということで、万引きが発生してしまったケースもあります。
新潟県新潟市の無人餃子販売店で冷凍餃子を盗んだとして18日、48歳会社員の男が逮捕された。
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-200161437/
nifty news WEBサイト
この記事のように「性善説に基づいた商売ではないか」、「一過性のブームに乗って稼ぐためでは」と疑いの声を挙げている人もいます。その他にもいくつかデメリットがあります。
- 異物を混入されてしまう可能性あり
- 軌道に乗るまでの売上が読めない
- お釣り対応ができないため、チャンスロスが発生する
いくら防犯カメラを設置しているとは言え、常に防犯カメラ画像を確認し続けるのは非常に困難です。
そのため、上記で挙げたデメリットが発生する可能性は0にできません。
最大のリスクは?
筆者が思う最大のリスクは、勝手に物を入れられてしまうことかと思います。
冷凍庫は容易に開けられるため、悪さを考えてしまう人もいる可能性があります。。。
今回調査させていただいた古丹製麺様のようにしっかりと防犯カメラで撮っていることの提示を行い、犯罪行為を未然に防ぐ必要があります。
安定した売上のために
人員を配置しないため、通行客の呼び込みなども難しいです。
開店時など期間を絞って有人対応を行うなどを実施し、固定客を早めに掴むなどの営業努力が必要となりそうです。
まだ無人餃子店舗が無い地域も多いので、ニュースやweb記事などに取り上げてもらう、SNS施策を頑張るなどのアプローチも重要です。
後日わかったデメリット
無人餃子販売店を利用して日が経ってから思ったことは
「味はめちゃくちゃ美味しかったからまた買いたい!」
「でも購入体験がお金を入れた感覚が残らなくて、何か悪いことをしているかの気分がちょっとしんどい。」
という思いでした。
ここ、深堀りしてみると更にサービスが良くなるかもしれません。筆者なりの思いを書いてみます。
1.購入履歴がほしい
そう、精算箱という名の木箱にお金を入れるだけなので、レシートも無く、購入したかどうかを証明し難いのが筆者的に非常にネック。
家のカギも閉まったかどうかを必ず確認してしまう筆者のような小心者からすると、帰り道に確認できるレシートやweb上での購入履歴などが欲しかったりします。
2.お釣り対応
また、基本1,000円単位でお釣りなし。
財布の中に5,000円しかなかった筆者は一度近所のコンビニで缶コーヒーを買って崩して対応したため、手間に感じました。
3.選ぶ楽しみが無かった
商品セットが2種類だったので、ほぼ選べない状態でした。
ただ「餃子、しそ餃子、焼売」のセットがあることから、種類を増やすことは容易。
ネックになっているのは1,000円単位にしている部分なのかと考えます。
当初はメリットだらけに見えた無人餃子直売所ですが、デメリットも多いですね。
ただ、かんたん無人店舗ならデメリット部分の対策ができます。
かんたん無人店舗とは
RemoteLOCKとLINEを使った無人店舗経営の導入支援サービスです。
弊社独自の3つの解決方法をご用意して、あなたの事業を加速させます。
ご相談は無料です!
かんたん無人店舗 WEBサイト https://mujin-tenpo.biz/
かんたん無人店舗ならこう解決!
1.南京錠対応で購入者専用の対応が可能
例えば冷凍庫と南京錠を組み合わせることで、盗難リスクと異物混入リスクを避けることが可能。
「南京錠はどう開けるのか?」
「結局有人対応になってしまうのでは。」
そう思った方。ご安心ください。
アプリで南京錠のロックを解除できる仕組みを導入することで、無人対応を行うことが可能です。
今、接触についても非常に気になる世の中ですが、アプリで解除を行うことで、ボタン部分には接触せずに鍵を開けることが可能です。
2.気軽なPINコード対応もOK
また、PINコードを生成して開けることも可能。
「アプリをダウンロードしてまでやりたくない」という気軽さを求めていらっしゃるお客様に配慮することもできます。こちらはLINEとの連携で実現が可能です。
3.だれが入ったのかを管理OK
商材をもっと高いものにして売っていきたい場合、より盗難リスクが気になります。
そういう場合は先程のロック解除の仕組みをPINコード入力にしていただくことで実現可能になります。
PINコードを送る仕組みにLINEを活用することで、だれが利用しているかを確認できるように。
ふらっと入ってくる迷惑行為を行う人を避けることもできます。
4.QRをスキャンして会計
商品パッケージのどこかにQRコードをつけ、それをスマホでスキャンしてクレジットカードで会計を行う仕組みを使うことでデメリット解消もできます。
例えば焼売だけをクレジットカードで買って、後で決済履歴も確認できます。
5.スマレジを使ったセルフレジ対応も
あくまで現金での取引にもこだわる場合は、スマレジがオススメ。
自動釣銭機とかも設定できるため、現金払いも安心な仕組みを用意できます。
スマレジは、セルフレジ対応が可能な今伸びているサービス。
こういったサービスを複合して使うことで無人での対応が可能になるんですね。
高機能なのに、驚くほど使いやすい
スマレジ WEBサイト https://smaregi.jp/
¥0から始められるクラウドPOSレジ
かんたん無人店舗では、提供したいサービスに合わせた仕組み作りが可能です。
無料でお気軽にチャットで質問することが可能なので、この機会にぜひご利用ください。
その他の無人食品取扱店
餃子の雪松
群馬県水上の温泉街にあるお食事所「雪松」の餃子専門店が「餃子の雪松」さんです。
無人餃子店ではTOPクラスの店舗数を誇り、現在では関東中部地方を中心に全国に348店舗も展開しているようです。(2022/02/12時点)
今、1番勢いのある無人餃子店と言っても良さそうです。
餃子の雪松 WEBサイト https://station.crispsaladworks.com/
CRISP STATION
CRISP STATIONさんは、レジ会計のない全く新しい購入体験ができるサラダストアです。
全品同じ価格のため、今日の自分の気分に合わせて好きなサラダを冷蔵庫から選んで、好きなところで食べるだけ。食べた後はパッケージのQRコードからワンタップ決済可能。
「サラダを楽しんでもらう時間をより長く取ってほしい」という思いが、レジ会計を無くすことに繋がったそうです。
CRISP STATION WEBサイト https://station.crispsaladworks.com/
root C
root Cさんは専用アプリで事前注文をしておけば、指定した時刻に専用ロッカーから人と接触せずにコーヒーを受け取れるサービスを提供しています。root C さんのコーヒーはすべて選び抜かれたスペシャルティコーヒーとのこと。非接触なのに淹れたてのコーヒーが味わえるのはすごい仕組み。ほっと一息つきたい時、気合を入れたい時に、美味しいコーヒーが飲めるのは嬉しいですね!
単品販売だけでなくサブスクリプション(月額定額制)も実施。今後の展開も気になります。
root C WEBサイト https://rootc.cafe/